- 女性を落とすための心理学を知りたい
- 好きな人を自分に惚れさせたい
- 好意の返報性は恋愛に使えるの?
好きな人になんとかこちらを振り向いてほしいと思っても、なかなかうまくいかないと悩んでいる方はとても多いです。
私は以前、大学や職場が工業系で男ばかりの環境でしたが、今まで30人以上の女性とお付き合いしてきました。
そんな数少ないチャンスをものにしてきた経験と、現在はマーケティング会社を経営しているという経験から、好意の返報性について解説します。
最後まで読むことで、好意の返報性を使った恋愛テクニックを知ることができ、しっかりと行動することで好きな人との関係を前に進めることができます。
好意の返報性とは与えられた愛を返したくなる心理効果
好意の返報性は、人からもらった「好き」「愛している」という気持ちを、返したくなるという心理効果です。
たとえば、「〇〇さんが、あなたのことが好きみたいだよ」「〇〇さんがあなたのこと気になっているって言っていたよ」と言われると、その人のことが気になってしまうんです。
はじめから嫌いな相手であれば、嫌悪感をいだくこともありますが、普通以上の関係性であれば、もらった好意に対して好意を返したくなります。
とくに効果を発揮しやすい人が、「好きになってくれた人が好きな人」です。
好意の返報性が効くかを確認するうえで、知り合って間もない段階で「好きなタイプは?」と聞いてみるのもありです。
職場・片思いで使える好意の返報性による恋愛テク7選
- 好意を伝える
- 褒める・感謝する
- 接触する回数を増やす
- 軽いワガママで甘える
- ミラーリング効果を使う
- アイコンタクトや笑顔を増やす
- LINEの頻度やタイミングを絶妙にする
好意を伝える
告白などで相手にしっかりと好意を伝えることが大切です。
相手が自分の好意に気づいてもらわなければ、好意の返報性は発揮されないからです。
とくに「好きという気持ちを伝える」という行動が重要。
「告白する勇気がない」「気持ちをうまく伝えられない」という人は、気があるそぶりでも大丈夫です。
好きな人タイプの話になったときに、相手の特徴を言ったり、「〇〇さんと付き合う人は幸せなんだろうな」とアピールしてみてください。
褒める・感謝する
相手を褒めたり、相手に感謝の気持ちを伝えるのは大変効果的です。
褒める、感謝するという好意を伝えることで、相手もその好意を返してくれ、良い関係を作ることができるからです。
たとえば、女性のネイルやバッグ、靴などのセンスを褒めると良いです。
また、仕事が早い、丁寧など、相手の努力を褒めてみてください。
相手の心に響くような言葉で褒めたり、感謝という好意を伝えることで、相手もあなたに好意をいだいてくれます。
接触する回数を増やす
会う回数が増えると、好意も生まれやすいです。
昔「あいのり」という番組があって、男女が「ラブワゴン」に乗って世界中を旅することで、恋愛していくというものがありましたが、毎日会うことによって好意が生まれていたからです。
これは単純接触効果という心理も働いています。
毎日会うのが難しければ、なるべく会うきっかけを作りましょう。
たとえば、本の貸し借りをしたりするのも効果的です。
単純接触効果については下記のページでも詳しく解説しています。
>>【恋愛心理学】単純接触効果(ザイオンス効果)で本当に好きになる?
軽いわがままで甘える
わがままを言える状態は、気が許せる関係ということです。
相手は気が許せていると感じると、好意も同時に感じます。
その結果、好意の返報性が働き、あなたに好意を抱いてくれる可能性が高まります。
また、相手に世話を焼いているうちに、だんだん好きになっていくという、認知的不協和という心理効果も狙えます。
ミラーリング効果を使う
ミラーリング効果は、相手の身振り手振り、表情、仕草などを真似することで、相手が好意を感じる心理効果です。
その好意に対して、好意の返報性が生まれます。
たとえば、ランチのときに相手の食べるものとタイミングを合わせたり、食事を終わらせるタイミングを合わせたりすると効果的です。
ランチ中は相手にデートなどのお願いを受け入れてもらいやすいという、ランチョンテクニックという心理効果も狙えるのでおすすめです。
アイコンタクトや笑顔を増やす
目を合わせたり、笑顔を見せることも好意の返報性を期待できます。
視線や笑顔をもらうと、好意を感じるからです。
逆に嫌いな人や興味のない人とはアイコンタクトしたり、笑顔になったりはしないですよね。
好きな人と積極的に目を合わせたり、自然な笑顔を見せたりして、相手からの好意を掴んでみてください。
LINEの頻度やタイミングを絶妙にする
LINEの頻度は少なくても週に1~2回、多くても1日1~2往復くらいがちょうど良いです。
あまりに多いと友達の関係になってしまい、好意の返報性が発揮されづらくなるからです。
ただ、相手によっては早く返信がほしいとか、もっと少ない方が良いと考える人もいるので、相手の返信スピードに合わせるのも効果的でしょう。
時間帯は通勤時間(18時・8時頃)や昼休み、ゴールデンタイム(19~22時)の返信率が高いです。
相手が忙しくない時間帯を狙うのがポイントです。
好意の返報性は関係性が浅いときに効果的
知り合ったばかりの関係性が浅い状態は、好意の返報性が発揮されやすいです。
まだお互いのことをあまり知らない状態の方が、好意を感じやすいからです。
たとえば、次のシチュエーションをイメージしてみてください。
幼なじみの女性と知り合って1ヶ月くらいの女性からバレンタインのチョコをもらったとします。
あなたは、どちらの方が好意を強く感じるでしょうか。
どちらも嬉しいですが、出会って1ヶ月の女の子からもらったときの方が好意を感じるのではないでしょうか。
好意の返報性は、まだお互いの関係性が浅い状況に使うのが大変効果的なのです。
好意の返報性の恋愛における5つの注意点
恋愛において大変効果的な好意の返報性ですが、注意点がいくつかあります。
- あからさまな下心はNG
- 鈍感な相手には通用しない
- 関係性ができていないと逆効果
- そもそも相手から嫌われている
- タイミングを間違うと失敗する
あからさまな下心はNG
好きになってほしい、付き合いたい、身体の関係を持ちたいなどのあからさまな下心が出ていると、好意の返報性は発揮しにくいです。
見返りが欲しいがために与える好意に対して、好意を返そうとは思わないからです。
とにかく「与えるという気持ち」が大切です。
したがって、下心はなるべく押し殺して、純粋な好きな気持ちを伝えることを意識してください。
鈍感な相手には通用しない
鈍感な人には周りくどい言い方だと、好意が伝わらない可能性があります。
好意が伝わらなければ、好意の返報性を働かせることはできません。
とくに「自分に自信がない人」や「天然な人」、「恋愛経験が少ない人」には、ハッキリと好意を伝えることを意識してください。
「好き」とか「正直気になっている」など、ストレートに思いを伝えるようにしましょう。
そもそも相手から嫌われている
相手から「嫌い」という印象をもたれていると、好意の返報性は働きにくいです。
まずは、なぜ嫌われているかの原因を確認して、関係性をつくるところから始めましょう。
具体的にどうすれば良いかというと、嫌われている理由を友人に聞いてみるのです。
嫌われている状態を解決して、普通以上の関係になってから、好意を伝えるようにしてください。
関係性ができていないと逆効果
相手の関係性が作れていない状態で好意を伝えても、好意の返報性は発揮されづらいです。
知らない人のことを警戒したり、悪い人かもと思ってしまうマム効果が働くからです。
まずは、好意の返報性が働くように、関係性を作ることが大切。
挨拶する、会話するといった、コミュニケーションを心がけましょう。
タイミングを間違うと失敗する
次の状態の人には、好意の返報性が効きにくいです。
- 仕事が忙しい人
- 好きな人が他にいる
- 恋愛どころではない
相手が落ち着くまで待つしかありません。
とくに、別に好きな人がいる場合は、慎重になるべきです。
恋愛の相談に乗りながら、失恋するのを待ちましょう。
失恋後はテンションリダクション効果が働いて、心理的に無防備になるので大変チャンスです。
失恋のタイミングを狙えるように、相手との関係性を保っておきましょう。
【まとめ】職場や片思いで使える好意の返報性によるテクニック7選
以上、好意の返報性について解説しました。
まとめると以下のとおりです。
好意の返報性は、人からもらった「好き」「愛している」という気持ちを、返したくなるという心理効果。
職場・片思いで使える好意の返報性を使った恋愛テク7選
- 好意を伝える
- 褒める・感謝する
- 接触する回数を増やす
- 軽いワガママで甘える
- ミラーリング効果を使う
- アイコンタクトや笑顔を増やす
- LINEのタイミングを絶妙にする
知り合ったばかりの関係性が浅い状態は、好意の返報性が発揮されやすい
好意の返報性の恋愛における5つの注意点
- あからさまな下心はNG
- 鈍感な相手には通用しない
- 関係性ができていないと逆効果
- そもそも相手から嫌われている
- タイミングを間違うと失敗する
好意の返報性をうまく使って、好きな人との関係を前に進めてみてください。
もし、30代前半の男性で「婚活がうまくいかない」と悩んでいる方は下記のページをご覧ください。
他の恋愛心理学については下記のページでもまとめています。