- 女性を落とすための心理学を知りたい
- 好きな人を自分に惚れさせたい
- ツァイガルニク効果は恋愛に使えるの?
好きな人をこちらに振り向かせたいと考えていても、なかなかうまくいかないと悩んでいる方は多いです。
私はこれまで工業大学や工場で働いてきたので、女性の出会いが少なかったのですが、これまで30人以上の方とお付き合いしていきました。
そんな数少ないチャンスをものにしてきた経験とマーケティング会社を経営しているという経験から、この記事ではツァイガルニク効果を使った恋愛テクニックや注意ポイントについて解説します。
最後まで読むことで、好きな人を振り向かせるための焦らしテクニックを知ることができます。
ツァイガルニク効果とは焦らすことで記憶に残す恋愛テクニック
ツァイガルニク効果は、ドイツの心理学者クルト・ヴェインが提唱した心理学です。
クルトさんによると、「人は完了したものよりも未完成のものや未来に執着心をもつ」そうです。
たとえば、ドラマって良いところで次回になったり、CMに入ったりしますよね。
中途半端にすることで、続きが気になって記憶に残ることから、続けて見てしまうんです。
このツァイガルニク効果を恋愛に活用することで、好きな人の記憶にあなたの印象が残るので、いつの間にか気になってしまいます。
ツァイガルニク効果による恋愛心理テクニック
ツァイガルニク効果を使った恋愛テクニックを7つ紹介します。
- 未来の予定を組む
- 話を途中で止める
- デートは早めに切り上げる
- 自分の情報は小出しにする
- 身体の関係は先延ばしにする
- 気になるLINEを残して未読スルー
- 相手の誘いに簡単に乗らずに焦らす
未来の予定を組む
相手との予定を常に組んでおくことで、意識させることができます。
予定が未完了であるという状態がツァイガルニク効果をうむからです。
たとえば、「次のデートの予定を組む」、「また今度話す」、「物の貸し借り」や、「家についたらLINEしてね」とかは効果的。
相手とのなにかしらの予定がある状態をキープすることで、相手の頭の中にあなたの存在を残し続けることができます。
話を途中で止める
会話を中途半端に止めることで、ツァイガルニク効果を発揮させることができます。
続きが気になったり、まだ話したくなったり、相手の脳に残すことができるからです。
ポイントは話が盛り上がっているタイミングや話が膨らんでいるタイミングで話を中断することです。
相手に強いモヤモヤ感を与えることができます。
具体的には、デートの帰り際に2人が別れるタイミングに合わせて、話を盛り上げたりすると、自然に話を切り上げることができます。
帰り際のタイミングで、連絡先交換や次に会う約束をゲットしやすいので試してみてください。
デートは早めに切り上げる
デートは物足りないくらいがちょうどよいです。
満たされていないという状況がツァイガルニク効果をうむからです。
たとえば、「もう少し一緒にいたいけど、やらなきゃいけないことがあるから、また次にしよう」とかは効果的です。
もう少し一緒にいたいと思うくらいで切り上げた方が、また会いたくなるので次のデートに繋げやすいです。
自分の情報は小出しにする
相手の前ですべてをさらけださないというのがポイントです。
相手の中で「あなたの情報が未完成」という状況が、ツァイガルニク効果をうみます。
相手から立て続けに質問されたとしても、調子に乗って話しすぎないようにしましょう。
なるべく相手に話をしてもらう方向に持っていくことで、「もっとあなたのことが知りたい」という気持ちにさせることができます。
身体の関係は先延ばしにする
身体の関係はなるべく先延ばしにすることで、相手の気持ちを引きつけられます。
相手の目標が「身体の関係」だった場合、その目標が完了しない状態がツァイガルニク効果を発揮するからです。
本命に身体の関係を誘われたら、良い雰囲気を残しつつ「また今度ね」と焦らしてみてください。
すぐに身体の関係にならないのが、「良い男」「良い女」なんです。
気になるLINEを残して未読スルー
寝る前の時間に気になるLINEを残して未読スルーをすることで、相手の記憶に強烈に残すことができます。
たとえば、寝る前に「〇〇さん、好きな人いるの?」とか「〇〇さん、付き合っている人いるんだっけ?」など恋愛の話をします。
その後、相手から返信が返ってきたら寝たていにして未読スルーをしてみてください。
相手は、「もしかして告白?」とか「付き合ったらどうなるかな」とか妄想して、強烈にあなたのことが気になってしまいます。
相手の誘いに簡単に乗らずに焦らす
ランチや飲みに誘われても簡単には行かないのもテクニックです。
焦らすことで、ツァイガルニク効果が発揮されるからです。
たとえば、デートに行って「もう一杯飲もう」と誘われたとき、やんわり断ってみてください。
簡単には手に入らないという状況が、相手の印象に強く残ります。
ツァイガルニク効果の恋愛における注意点
ツァイガルニク効果の注意ポイントは3つです。
- なんでも断るのはストレスがたまるのでNG
- ミステリアスを装いすぎると失敗する
- 人によっては使えない
なんでも断るのはストレスがたまるのでNG
相手の誘いや身体の関係など、なんでもかんでも断るのはNGです。
断わり続けることで、相手に嫌われたり、諦めらたりすることで、関係が終わってしまうからです。
大切なのは「良い雰囲気を出しつつ適度に引き伸ばす」ということ。
断ったあとは、「少しだけ誘いに乗ってみる」「中途半端に誘いに乗る」など、相手のストレスを溜めすぎないように焦らすことを意識してみてください。
ミステリアスを装いすぎると失敗する
自分の情報を出さなさすぎるのは、一歩間違えれば「不気味な人」「何を考えているのかわからない人」と悪い印象になりかねません。
これはマム効果という、無口で何を考えているかわからない人ほど、悪い印象を持たれるという心理効果が働く可能性があります。
笑顔で積極的に聞き手に回ることで、ミステリアスでも良い印象は保てます。
ツァイガルニク効果で大切なのは、多少は自分のことを話しつつ、中途半端にしておくことなのです。
人によっては使えない
人によっては、ツァイガルニク効果が使えない場合もあります。
次の3つに当てはまる人は、ツァイガルニク効果が発揮されない可能性があるので注意してください。
- 焦らされるのが嫌いな人
- 追いかけるよりも追いかけられたい人
- いつもモテるので相手に困っていない人
ツァイガルニク効果を使うときは相手がどんな人なのか、観察したり、知ることを意識してみてください。
仕事や勉強の休憩に使えるツァイガルニク効果
仕事や勉強中に休憩をとるときは、いまやっているタスクを中途半端にしておくとモチベーションや緊張感を維持できます。
未完了という状態を作ることで、ツァイガルニク効果が発揮されるからです。
たとえば、中途半端に終わらせるコツとして「ポモドーロテクニック」があります。
ポモドーロテクニックは「25分作業して5分休憩する」というローテーションを繰り返すテクニック。
25分で強制的に休憩に入るので、仕事が中途半端になります。
モチベーションや緊張感を維持するだけでなく、長時間集中力を保つことができ、仕事や勉強の効率も上がります。
【まとめ】ツァイガルニク効果を使った失敗しない焦らしテクニック7選
以上、ツァイガルニク効果について解説しました。
まとめると以下のとおりです。
ツァイガルニク効果を使った恋愛テクニック7選
- 未来の予定を組む
- 話を途中で止める
- デートは早めに切り上げる
- 自分の情報は小出しにする
- 身体の関係は先延ばしにする
- 気になるLINEを残して未読スルー
- 相手の誘いに簡単に乗らずに焦らす
ツァイガルニク効果の恋愛における注意点
- なんでも断るのはストレスがたまるのでNG
- ミステリアスを装いすぎると失敗する
- 人によっては使えない
仕事や勉強に使えるツァイガルニク効果
休憩は中途半端なタイミングで終わらせることで、モチベーションと緊張感を維持できる。
ツァイガルニク効果をうまく活用して、好きな人の心をグッと掴んでくださいね。
30代前半男性で、「婚活がうまくいかない…」と悩んでいる方は下記のページをご覧ください。
他の恋愛に使える心理学は下記のページで詳しく解説しています。